ワカメと昆布を食べると薄毛が治るのは本当？

昔からワカメや昆布などの海藻類を食べると薄毛が治るとか、薄毛対策の食べ物と言われてきました。
だけど、ワカメや昆布などの海藻類には、そもそも髪の主成分であるタンパク質がほとんど含まれていないので、海藻類を食べても発毛に対して効果がないと科学的に言われるようになりました。
それでも最近さらに研究が進み、ワカメや昆布などの海藻類の中に含まれるヌルヌルした粘り成分のフコダインに発毛効果がある事が解ってきました。
フコダインには、毛根にある毛母細胞を活発にして発毛を促す効果があります。
また、海藻類には、ヨウ素や鉄や亜鉛などのミネラルが豊富なので、ヨウ素には甲状腺ホルモンをつくる作用があり、そのホルモンによる頭皮の血行促進効果や、新陳代謝を高める効果もあります。
海藻に含まれるビタミンCには、頭皮の乾燥を抑えたり、ビタミンBにより髪の成長を促す効果もあります。
海藻類には入っていない薄毛が治る成分を補う事で効果を高める食品があります。
納豆に含まれるイソフラボンには、男性ホルモンのテストステロンを抑える効果があり、頭皮環境を整えます。
牡蠣には亜鉛が海藻類以上に豊富で、亜鉛は髪の生成には不可欠な物質だからです。
他にも薄毛に効果がある食品が沢山ありますが、薄毛を治すために理想の食生活は、これらの食品を偏りなくバランス良く食べる事です。

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