薄毛治療で保険証は使えるのか?
薄毛治療においてもっとも負担になるのが費用の問題です。
AGA治療などの薄毛治療は自由診療ですので、治療費が高額になりがちです。
続けたくても経済的な理由から途中で断念しなくてはいけなくなるケースも珍しくありません。
薄毛治療で使用される治療薬には保険がききませんので、全額を自己負担することになります。
自由診療扱いですからもちろん保険証は使えません。
AGAはれっきとした病気ではあるものの、厚生労働省はその治療を審美目的と考えており、整形手術と同じく保険の適用範囲に含めていないのです。
薄毛治療はあくまで外見の改善を目的としているため、命にかかわったり苦痛を伴う疾病とは区別されています。
保険証が使えないということは、高額療養費や医療費控除といったその他の制度の対象にもならないということです。
治療費を全額自腹で払う上に控除もうけられないわけですから、金銭的な負担は大きく感じられることでしょう。
できるかぎり治療費を安くおさえる方法としては、クリニックをよく比較して治療費の安さで選ぶ、治療薬のジェネリックを利用するなど、いくつか方法があります。
薄毛治療は最低でも半年は続ける治療になるため、費用の捻出が可能かどうか見積もっておくことが大切です。